手が出ない価格

 夜中のうちに問い合わせメールが来てました。内容は、「以前読んだ本を探していて、Amazonで見つかったと思ったら、高すぎて驚いている。これではこちらも手が出ない。価格交渉の余地はないか?」というものです。一体なんぼの本やねん、と思いますが、1,500円です(^^;)少なくてもクレジットカードを持ってるはずの大人に手が届かない金額ではないと思いますが。
まあ、「絶版で流通数が少ない本で、値段は妥当だし、価格調整に応じると前にその価格で買ってもらった方に申し訳ない」ということで断っておきましたが。
確かにコバルトなので、通常は数百円までで買えると思うのはわかるんですが、それならせめて「高すぎる」と書けばいいと思うのに、この「これではこちらも手が出ません。」という文はいかがなものかと(^^;)。(実際、かなり数が少ない本で、前にヤフオクでもそれなりの値で落札されていたような本です。)
で、実際この本が今どの程度の価格なのか調べてみたところ、今現在ネットで売ってるのは多分私だけなのですが、意表をついたことに電子書籍で復刊されてました。お人好しなので、問い合せの方に教えてあげました・・・。こんなものがあるということは、売れない可能性が高いし言い値で売っても良かったんですけど、面倒だし、状態とかでトラブルが起こりそうな気もしたし。
 しかし、1,500円の本の場合、ものすごく読みたかったら買えばいいし、高いと思ったらよそで探せばいいだけだと思うのですが(実際、普通にヤフー検索かけただけで、電子書籍は出てきたわけですし)、価格交渉ってせめてなんぼなら出すか書いてくれないと。